2020年11月号 会長ハロー通信より

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お元気ですか      田嶋昇です。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く云ったもので、最近は朝晩すっかり涼しくなり昼の暑さもしのぎ安くなりました。

 

 当社では、毎年10月に「秋の収穫祭さつま芋堀」、12月には「みかん狩り」と永年皆さまとイベントを楽しんで来たのですが、今年は新型コロナの影響で全てのイベントを中止しました。

 又、例年1月末に開催する「税理士による住宅ローン控除の勉強会」も中止の予定です。

 ともあれ、今年はコロナの感染で世の中が様変わりです。

 染予防の為には不要不急な外出を控えてとの事なので、経済活動が停滞し、特に飲食業、観光業など大変な打撃を受けて苦労されている様です。お客を待つ商売では、お客様が来てくれなくては頑張りようがありません。

 「ゴーtoトラベル」とか「ゴーtoイート」とか「ゴーtoイベント」等、政府の施策をきっかけに、なんとか元気を出して頂きたいとの思いです。

 又、事務や営業などでもリモートワークが当たり前の様になりつつあります。

 私の長男も平塚のマンションに住んでいて、東京の会社に通って営業関係の仕事をしているサラリーマンですが、今は1週間に1日位しか出社せず後は自宅でのリモートワークだそうです。

 毎日往復で3時間程掛かっていた通勤時間が無くなり、その面では随分楽になったそうです。土日が原則休みなので月に2回ほど孫を連れて我が家に来ては、家庭菜園など手伝ってくれるので家内は大喜びです。

 念のため、息子にリモートワーク中の勤怠管理はどうなっているのかと聞いたら、しっかりとリモートでチェックされているとのことでした。

 私など長く不動産の営業をやって来た人間からすると、営業のリモートワークなど想像がつきにくいですが、他業界で行われているのを見ると、「時代が変わりつつある」と感じざるを得ません。

 政府も菅内閣になって、規制改革やデジタル庁の新設など行い、行政の仕組みを変えていこうと言っています。

 国民一人当たり10万円の給付金配布の際に、思いのほか時間が掛かってしまいました。行政の仕組みがデジタル化されてなくて、その面では世界の後進国と批判されました。

 個々の科学技術は世界のトップクラスなのに、その成果を国全体に総合的体系的に生かし切れていなかった事が問題でした。

 それを今回菅総理がデジタル庁の新設や縦割り行政の打破と規制改革を政治主導で実現していこうという事だと思います。

 国と地方自治体、省庁間の連携など問題は多岐に渡るようですが、世界に誇れるような効率の良い、人々が安心して住みやすい国造りを主導してもらいたいものです。

 今回の世界的のコロナの流行で、世界各国の感染の状況やその制圧の様子が連日報道されています。

 

 

国によって、うまく感染を押さえた中国や台湾、韓国など、又残念ながら感染が拡大してしまい大きな犠牲を出している大国アメリカ、イタリア、インド、ブラジル、等、

 「感染状況は国によって随分違う」が率直な印象です。これは国民性にも影響されるのでしょうが、主にその国の国民を巻き込んだ政治や行政機能によるのではないでしょうか。

 

例えばマイナンバーカードのように国民の大多数が参画しないと、意図した行政機能が発揮できないとも言われています。

私も今まで「マイナンバーの通知カード」を家に保管しているだけだったのですが、今後は色々価値ある機能が付加されるそうですので、早速「マイナンバーの個人番号カード」を取得して携帯しようと思います。