2022年秋号 No.196 社長ハロー通信より

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社長の田嶋崇之です

健康の話

 秋が深まり日暮れが早くなり、なんだかセンチメンタルな気分になる季節になりました。私は相変わらずテレビは見ないで自宅でもユーチューブで動画とかミュージックビデオを見ているのですが、秋にぴったりだと思う音楽はキリンジの「エイリアンズ」です。もう20年以上前に出た曲みたいですが、ギターのイントロからなんだか切なく、メロディーも歌詞も寂しげで、ただ、ほのかに明るい希望みたいな印象も受けます。キリンジは結構好きで「エイリアンズ」みたいなアコースティックな曲から「AIの逃避行」みたいな先進的な曲まで幅が広く、様々なアーティストともコラボしていて、どの曲も深くて味わいもあるけどカッコいい、みたいな感じです。こんなのを見ながら食後にゆっくりしていると秋の夜長はすっかり更けてしまいます。

 いつも自宅に帰るとこんなふうにダラダラと時間を過ごしてしまうのですが、帰宅すると決まってやるようにしている事があり、それが筋トレです。腕立て伏せや腹筋・背筋運動、1個10キロのダンベルを両手に持って腕上げやスクワットなどをやるようにしています。元々運動は嫌いなので短時間で済ませたくて、1キロのダンベルを100回持ち上げるよりも10キロのダンベルを10回持ち上げた方が短時間で同じ運動量になると思ってやっています。最近は夜になると肌寒いので運動して体が温まる感じですが、夏場だと汗だくになってハァハァゼーゼー息も上がって、そのままお風呂へ直行します。食事をしてからだと腹筋運動などがきついのもあり筋トレを済ませてから食事をしています。だから外食や夜の会合とかがあった日はお休みして週の半分くらいで無理なく続けるようにしています。無理なくと言っても10キロのダンベルを2個持てば20キロになり、これでスクワットするのは灯油のポリタンクを抱えてやるようなものなので、実際にはかなりきついです。最近になってようやく慣れてきましたが、筋トレを思い浮かべると憂鬱な気分になるくらいでした。それでも体を鍛えるだけでなく精神も鍛えていると思い、筋トレしないと食事にありつけないと決めて続けるようにしています。

 

 ではなぜ筋トレを頑張るかと言うと、以前はダイエットとして放っておくと出てくる腹を何とかしたい思いでやっていたのですが、今ではそれ以上に40代の今のうちから全身の筋力を維持向上させないとマズいと思い、もっと歳を取ってから始めたのでは遅いと思ったので頑張っています。おかげさまでウチは父(会長)も母も歳の割には元気ですが、それでも老いが進むのを見て取れます。高齢化が進む今の社会では、かなり高齢な方でも街を出歩く方も多く、それを見るとそれなりに健康だとは思いますが、やはり筋力は大事だと思ってしまいます。

筋トレを意識してするようになりもう数年経ちますが、少しずつ負荷を上げているので、この歳になっても成長を実感します。健康診断で以前は肝臓の数値が悪かったりしましたが、今年はそれが改善されて、これも日常的に運動しているからだと勝手に思い込んでいます。

筋トレは道具をそろえなくても腕立て伏せやスクワットならすぐできます。これをお読みの方は私と同年代の方も多いので今から鍛えて、せめて腕立て10回くらい出来るようになっていた方が良いと思います。もっと高齢の方も無理のない範囲で体は鍛えた方が良いです。そうやって健康を維持向上させることは、無駄使いをなくしてお金を貯めるのと同じ効果があります。歳を取るほどその差が出るので皆さん健康になりましょう。