2019年12月号 社長ハロー通信より

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社長の田嶋崇之です

大分へ行った話

 11月も終わり、いよいよ年末モードに入り、朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。それでも例年に比べると冬の訪れが遅い気がして、先日は車で冷房を使ってしまいました。11月は法人会青年部会の全国大会で大分に行ったので、そのことについて書こうと思います。

 法人会は税金の正しい申告や会計帳簿の整備などの普及を目的に戦後すぐに設立された団体との事で全国各地にあります。もちろん小田原にもあり多くの企業が加盟しています。そして40代くらいまでの若手経営者で「青年部会」が組織されており、毎年全国大会が日本のどこかで開催されていて、それが今年は大分でありました。

 私は小田原に戻って今の職に就く前に、バイクで日本1週をしようとして、その時に大分も走ったはずでした。ただ、その時は大分県内をあまり周らず、ほとんど通過しただけだったと思います。だから今回はほぼ初めて大分を訪れたことになります。ちなみにバイクで日本1周は小田原を起点に西側半分を周って冬が来て、寒くて半周で終わっています。いつか東半分も周って全県を制覇したいと思います。

今回は飛行機で羽田から大分まで行き2泊3日で楽しんできました。私は飛行機にたまにしか乗らないので、それだけでワクワクしてしまいます。旅慣れた人はトイレに行きやすい通路側を好みますが、私は子供みたいに窓側の席に座りたくなります。行きは快晴で、羽田から空路沿いに神奈川県を横断して足柄平野や伊豆大島などを眺めて、富士山も真上から見下ろして、子供みたいにずっと窓の外を眺めていました。

 

 

 

大会は大分市で行われ各単会の部会長は会議などがありましたが、正直、私たち一般メンバーは会場の前で大会に参加した証拠写真だけ取って、あとは大分の街や食を堪能していました。

 

 

 

まぁ、大分市自体はお城に天守閣がなく観光的な見どころがあまりありませんでしたが、私はどこの街でもブラブラと街歩きをしているだけで楽しく、今回は地元の美術館にも行ってみました。ちょうど地元出身の日本画家と洋画家の展覧会が開催されていて、それはそれで興味深かったのですが、別の展示室で大分県内の高校生たちの美術部の発表会がやっていて、それが面白かったです。普段は作品を観て時代背景や解説などから何を表現しようとしているのか観ているこっちが勝手に考えて解釈しますが、高校生たちの作品は作者自身による解説が添えられていて、彼らが表現しようとした意図と実際に表現されたものを見比べるのが新鮮で面白かったです。

 

 

大分の食は「とり天」と言って鶏の天ぷらや「りゅうきゅう」と言う魚のしょうゆ漬けなどが有名でした。九州はしょうゆが甘く独特の風味です。お酒は麦焼酎が有名です。

大分の街も食も楽しんで、最終日は別府に立ち寄り湯布院で温泉に入って夕方の飛行機で帰ってきました。夕闇の中を飛ぶ飛行機の窓からの風景もまた格別なものがありました。

あっという間でしたが中身の濃い充実した旅となりました。法人会は全国大会だけではないですが、仲間が出来て情報交換も出来るので事業を行っている方にお勧めします。