2019年10月号 会長ハロー通信より

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お元気ですか    田嶋昇です。

 

友あり、遠方に往く。また楽しからずや!

 先日新潟の友人T君に会って来ました。大学を出て56年経ちますが、その間年賀状だけのやり取りで、今迄一度も会っていなかったので、「現在どうされているのかなあ?」といささか気になっていました。が、印刷の年賀ハガキに「いつか会いましょう」とか添え書きして、時が経ってきました。

 丁度金沢で、別の友人N君が「瑞宝中綬賞受賞記念祝賀会」を開催するということで、そのお祝いを兼ね新潟で一泊して新幹線で回ってきました。

 新潟駅の改札まで迎えに来てくれたT君は、遠くから私を見つけ手を振ってくれ、すぐに私に気づいたようでしたが、私の方は56年間の空白で昔の面影を思い出すのがやっとでした。でも、お互いに話し出すと若い頃に戻ったように昔のことが次から次と出てき、又共通の友人の消息など、話がはずみました。

 T君は学校を出て4年程東京でサラリーマン生活をした後、郷里新潟に戻り自動車販売会社に入り、定年まで勤め上げたそうです。その後は地元の自治会とか、お寺の世話役とか色々引き受けたが、今はそれも卒業したそうです。

自宅は新潟市の郊外で、親の代からの大きな立派な家で、庭には太い松など庭木が沢山あり大変そうでしたが、この庭木手入れや家庭菜園とか写真撮影とかで奥様と二人でのんびりと悠々自適な生活を送っているようでした。

私とは対照的な老夫婦の生活スタイルでした。

金沢のN君は私とは違って大学法学部の時に、全優を取ったとか言われて大変な勉強家でした。卒業後も勉学に励み、最後は金沢大学名誉教授になり、引退後は弁護士になり地域社会に貢献してきたそうで、今は県知事や市長が祝賀会に参列する地方の名士でした。人生色々ですね。

 

新潟T君の家の玄関にて

 

 

金沢駅の前で