2021年6月号 会長ハロー通信より

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お元気ですか      田嶋昇です。

 

 婦で映画を見てきました。

 子供達が巣立ってからは、私達も年寄り二人で生活していますが、最近は体力気力、記憶力も落ち、動作は緩慢、うっかりミスも多くなったのですが、お互いに相手を攻めることも無く、平穏にのんびりとやっています。

 行きつけのクリニックで、将来の我が家を暗示するような映画のチラシをもらいました。

 

 

認知症の母と耳の遠い父と離れて暮らす私

ぼけますから、 よろしくお願いします。

広島県呉市。泣きながら撮った1200日の記録

 

 

 

4月初旬、大井町生涯学習センターで,信友直子監督「ぼけますから、よろしくお願いします」を夫婦で見てきました。

 一人娘である信友監督が撮影した、故郷広島呉で生活する年老いた両親のドキュメンタリー映画で、テレビでも放映され、数々の賞をとった作品です。

 娘の視点から、しっかり者の母が老いて認知症を患い少しずつ変化する姿や、妻を介護する父の姿などを、家族の内側から丹念に描いたドキュメンタリーです。

 当日、大井町の会場は年寄りで一杯の盛況でした。

 私達が若い頃は平均寿命の関係か、認知症の事などあまり騒がれていなかった気がするのですが、最近は自分が年寄りになったせいなのか、認知症は特に気になる病気です。

 身近で、あんなにしっかりしていた人が認知症になってしまったとか聞くと、「明日は我が身か」と恐怖さえ感じます。

 ネットで調べてみると、認知症は、65歳以上の7人に1人の割で罹ると言われています。

認知症は,脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出て来る状態を言い、アルツハイマー型認知症が最も多く,次に脳血管障害による認知症です。

 認知症は「単なる物忘れ」とは違いますが、早期発見、早期治療が大事です。

 予防策としては①適度な運動 ②十分な食事と睡眠 ③知的活動等。 特にデユアルタスク(歩く ・しりとり等)、脳トレ等が有効です。

と書いてありました。

 我が家でも、家内は散歩や買い物など、歩数計を意識して歩くようにしています。

 私は通勤の際、なるべく車は使わずに、栢山の自宅から蓮正寺の会社まで一駅は歩く様に努めています。

 それでも、家内は体力が落ちてしまい、庭の家庭菜園の面倒も大変になったとこぼしています。私も会社で気を張って仕事をしている時はともかく、家に帰ると何もしたくなくダラダラとして過ごしています。

 夫婦でお互いに、「昔は元気だったなあ」と愚痴りながらも、こまかい事は気にせず気楽に気ままに過ごしています。

あまり神経を使わない生活も認知症にとっては良くないかも知れませんね!