2020年2月号 会長ハロー通信

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お元気ですか      田嶋昇です。

 

東海道線会

高校の同窓生9名で毎月1回、居酒屋で一杯やっている会があります。始まりは50年以上前、皆現役でバリバリ働いている頃から東海道線に乗り合わせた仲間達です。横浜、川崎、平塚等、それぞれ会社が違いますが、帰り道いつしか誘い合って駅前の飲屋で一杯やるようになったと云います。場所も最初は横浜、平塚の方から始まって、今は鴨宮の居酒屋「養老乃瀧」で落ち着いていています。

 

 

 私は学校を出て直ぐに家業の「ヤオマサ」に入り、仕事は地元だけですので電車通勤の経験も有りませんし、サラリーマン生活の苦労や喜びも体験していません。

たまたま5年程前に誘そわれて仲間に入れてもらい、今に続いています。

この会は毎月一回開催し50年以上続いており、最近は春と秋に湯河原で温泉一泊などを楽しんでいます。

私は40歳位までは店長や役員として「ヤオマサ」スーパーの草創期を担って来ました。その後、不動産業の自営になって今日に至っているのですが、この間良い時も悪い時もあり、全力で夢中で頑張って来ました。家内からは「あなたも趣味が無いのでかわいそうね!」と同情されるのですが、若い頃から仕事以外に時間を使う気にならず、ゴルフもカラオケもやらずにきて、今も無趣味で通しています。

そんな訳で、以前は仕事の都合で人と飲む機会は沢山あったのですが、社長を息子に譲り又公職も無いので、外で飲む機会がさすがに無くなってきました。そうなると、「逆に人恋しくなり、群れていたい」という気持ちも起こるものですね。

 

東海道線会には丁度良い時期に入らせてもらいました。仕事の責任や負担も減って時間の余裕も付くので、月に一度高校の頃の仲間と会って飲みながら何となく雑談をするのが気楽で負担感も無く、気に入っています。

この会が居心地良くて50年以上長続きしているのは、私なりに考えてみました。

・メンバー全員人柄が良くて、我を張る人がいない。

・世間話や情報交換など軽い話題が中心

・居酒屋は1部屋貸切で、くつろげる。

・経済的負担が少ない。

一回の飲み代は3,000円以下

温泉の泊まりは10,000円以下

(会社保養所を利用)

・毎回、翌月の予定日を決める。

  (各人の都合を尊重し、無理がない)

・毎回、焼酎のお湯割りを中心にたっぷり飲める。つまみも各自好みを充分に。

 

歳を取って来るとなんとなく内に引きこもりたく成るので、私としてはありがたい仲間たちです。

家内は私と反対に、時間の余裕が出来てきたら、定期的に大井町クリニックで運動し、「カーブス」に通って体力を鍛え、カラオケの会や「生ごみクラブ」、「友の会」等のサークルにも掛け持ちで入っています。

毎日手帳の予定を見ながら、家事をこなし忙しく動きまわっていて、何事にも積極的です。

家内は私にも「家事も少しずつやらないと、自分が困るよ!」と言ってくるのですが、私は「まだ現役で仕事もやっているし、お前の方が俺より長生きするから別に困らないよ」と勝手な事を云って、忠告を無視しマイペースでやっています。私も家庭の中ではかなりいいかげんな男ですが、夫婦円満にやっています。