2024年夏号 No.203 スタッフ中原ハロー通信より

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こんにちは。スタッフの中原です。

6月始め、東京都千代田区にある神田明神で執り行われた、従弟の子供(仮名K)の結婚式に出席しました。

従弟とは小さい頃から姉弟のように育ってきて、従弟の子供Kはかわいい姪っ子のような存在。生まれた時から成長を近くで見てきたので、Kの花嫁姿を見るのがとても楽しみでした。

ここ数年身内が集まる事といえば明るい話題ではなかったので、久しぶりの慶事にとても幸せな空気が身内の間で流れていました。

式の当日は集合時間が早いのと、わたしが嫁いでからは、実家の父と一緒に泊まりに行く事があまりなかったので、これはいい機会だ!と、数ヶ月前からホテルを予約し、前乗り満喫計画をしていました。式の前日、従弟夫婦や、父、主人と浅草橋のホテルに車で向かい、早々チェックインし、部屋に荷物を置いて直ぐに電車で御茶ノ水へ。途中から新郎新婦も合流し、居酒屋のはしごです。翌日の大切な結婚式を一瞬忘れ、いい調子でハイボールを飲みすぎました。笑 

父もさぞや楽しかったのか、よく喋りよく飲み、それはそれは上機嫌で、少しだけ親孝行ができたかなと、自分の都合がいいように解釈しています。笑

 

挙式当日、早朝まで降っていた雨を心配しましたが、ホテルを出発する頃は快晴で抜けるような青空でした。

神田明神では、縁結びの神様「だいこく様」、商売繁昌の神様「えびす様」、厄災厄徐の神様「まさかど様」の三柱の神々がお祀りされているようです。

親族の顔合わせの後「参進の儀」では、神職の奏でる雅楽の何とも言えないステキな音色と共に、新郎新婦の後を歩いて神殿までゆっくりと進みました。

 

 

日本伝統の美しい儀式の中、家族、親族、友人達に見守られながら厳粛な神前式はお結びとなりました。

 

その後、自然光が差し込む明るい会場で披露宴です。席札の裏を見ると、一人づつに宛てた手書きのメッセージを見つけ、内容があまりにもあたたかく心に響き、読んだ瞬間から泣けてきました。

4年前に亡くなったわたしの母はKの祖母代わりで、いつかKが結婚する時には、Kの花嫁姿を見たいとずっと言っていた事もあり、一緒に出席しようね!と、実家の仏壇に置いてあった母の写真を、披露宴会場のテーブルの上に置かせてもらいました。すると式場の方がすかさずシャンパンを注ぎ、母の写真の前に置いてくださいました。

ウェルカムボードが置いてあった場所には、生前母が作った手芸用品が一緒に並べてくれてあり、全てがあたたかさに包まれた披露宴。

お料理は、和と洋が混ざり合う、和フレンチのような新しいスタイルで、目と心でも楽しめるお料理です。

わたしの食物アレルギーがかなり厄介なレベルなので、事前に式場には細かくお伝えいたしました。全て安心して食べられる食材や調味料でお料理を提供してくださり、どれもとても美味しく、そして感謝です。

当然大好きなシャンパンもすすんでしまい、前日の昼間から飲みっぱなしの2日間でしたが、心から幸せな空気に包まれた2日間でした。