2020年6月号 社長ハロー通信より

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社長の田嶋崇之です

 

これからの話

 2か月ぶりのハロー通信で、皆様いかがお過ごしでしょうか?

4月のハロー通信を出した後に、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が発令されたため、急遽、予告なしでしたが5月のハロー通信はお休みさせて頂きました。現在、当社では従業員の交代勤務を行い、事務所においては換気や消毒などの感染予防措置を実施して今回の事態に対応しております。緊急事態宣言は解除されましたが、今後事態がどのように推移するか予断を許さない状況のため、これを機に当面はハロー通信を隔月での発行にさせて頂きます。お家をお探しのお客様や、すでにお世話させて頂いたお客様など何か御用のお客様は、電話は今まで通り事務所休業中は私に転送されるようになっており、メールなども定期的に確認するようにしておりますので、いつでもご連絡をいただければと思います。

 

さて、世界を見渡すと半年前には想像もできないような、状況はとても悪いものになってしまいました。私をはじめ当社の従業員やその家族、関係者に今回の新型コロナウイルスに感染したような話はまだありませんが、半年後、1年後には自分自身や身内の人が感染していてもおかしくない状況になってしまいました。この状況が完全に収束するには2~3年はかかりそうなので、それに合わせた生活、仕事にしていかなくてはなりません。

 

個人の生活においてはマスクやうがい手洗いは当たり前として、基礎疾患があると重篤化しやすいですから、暴飲暴食を避けて適度な運動をして正しい生活リズムで生活してストレスを避けて、要は以前から健康診断のときに病院の先生に言われるような生活習慣病(成人病)予防の措置を実践するしかないのかなと思います。

 

仕事においては、それぞれ業種によって対応が変わると思いますが、動産売買に関しては壊滅的な影響が出ている、とは今のところなっていません。まわりの業者の話を聞いても「影響は少なからず出ているが、それでもボチボチ売れるモノは売れている」という感じです。観光業や飲食業の様に直接的な影響はまだ出ていませんが、今後、経済の冷え込みに比例して不動産市況に影響が出ることが予想されます。ただ、どんな状況でも人は住む場所を必要とし、また不動産は株や為替の様に流動性が高くないので短期間で一気に暴落とまではいかないようです。

 

それよりも今回のコロナ禍のおかげでテレワークや時短勤務の推進が進んだのは怪我の功名みたいなものだと思います。数年前から働き方改革の推進でテレワークが推奨されていましたが「そんなの現実的には無理」みたいにも言われていたのが「やったら出来た」みたいになりました。こうなると都内への通勤利便性を求めて5~6千万円もかけてマンション買うのがバカバカしいと考える人が増えて、小田原をはじめ地方の良さが少しは見直されるのではないかと思います。ステイホームで多くの方が自宅で過ごす時間が多かったのもあり、問い合わせは以前より増えています。

 

最後に家を購入する際に宅ローンを利用する予定で、それでもコロナ禍の影響で収入が減りそうな方へのアドバイスとしては「良い条件で融資を受けるなら今のうち」とお伝えしておきます。収入が減るのだから無理な資金計画は禁物ですが、金利や保証料率などは前年年収に基づいて審査されるので、現状でどのような条件で融資を受けられるか把握しておいた方が良いです。気になる方はお気軽にご相談ください。